昨日の定休日に 人生初の能と狂言を観に行ってきました。
狂言の演目は 行者が腰の痛い人におかじ(術をかける)というもの
あら~
能の演目は 修験者が吉野の奥駆けるをする物語
あら~~
どちらもまさに私もその世界の人間で
人生初の狂言と能でしたが
物語のなかにどっぷり入り込んで
正に今年の三山が、そこで繰り広げられているようで不思議な気分でした
狂言・能が盛んだったころは大衆演芸だったそうで
そのころの演目をいまだに続けてやっているとの事
こういう演目が大衆に人気があったということは
行者や修験者 山伏 加持祈祷なんていうのは
当時あるあるネタ だったということなんだな~
とあらためて 思いました
しかし 大道具もない。バックバンドは太鼓二種と笛のみ
その演技も派手な動きは何もなく
それでも、指先の動き 首の傾き 一つ一つでそれを表現し
ビンビンとそれが伝わってくる
下世話な話ですが、チケットがそう高くない。
一番いい席でも一万円しません( ゚Д゚)
それに、能楽堂ってそんなに席数も多くないし
この舞台の設え ほかに何もできないし。。。
満員御礼になったとしても
そう儲かる仕事ではなさそう。。スミマセン
いや~~~ 日本の伝統芸能 本物ってこういうことだな
としみじみおもいました
贅沢な時間に浸らせていただきました
ありがとうございます m(__)m