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2015

ワクワクwellness通信

2015年

2015.12.16<男の器>

空気を吸う事を意識してやっている人はふつういない。人は(①     )に呼吸をしているのである。だからそれを意識してやりはじめると、とたんに不規則な動きになり息はは乱れてくる

それと同じで、私がもし麻雀を意識してやり出せば、必ず調子がおかしくなるだろう。麻雀に限らず何事も無意識にすると上手くいく。とりわけスポーツはそうだ。サッカーの選手は飛んでくるボールに意識的に計算して近づくわけではない。(②    )の反応が求められるスポーツでは意識より無意識が主役になっている

我々の生命は無意識の流れの中にある。それゆえ無意識のなかにおいてこそ、自然とつながる事も可能なのである。

自分という生命を上手に流して行くには、結局、無意識に自分をどれだけ(③     )かが、鍵を握るのである。

①無意識 ②瞬時 ③委ねられる

著:桜井 章一 男の器

2015.11.25<イナズマを稲の妻と書くのは>

イナズマを稲の妻と書くのは

雷がドンと鳴ると、空気中の窒素が水に何トンと溶けるんだよ。空気中の窒素が雨に溶け込んで、それが土を肥やして米を実らせる。
だから『稲』の『妻』なんだ。昔の人は科学なんて知らなかったけど、五感と経験で自然のことをよく知ってたんだ

窒素は、作物にとって大事な栄養分で、リン酸、カリウムと並んで「肥料の3大要素」のひとつとされている。どうして窒素が作物にとって大事かというと、タンパク質をつくる元になるからさ。
植物は、たんぱく質で葉や根や茎をつくって、自分のカラダを成長させる。

窒素は、空気の約8割を占めているけれど、ほとんどの植物は、空気中の窒素を直接取り込むことができず、大気中から土に吸収された窒素分を、根っこから吸収するしかない。

そして、大気中の窒素が土に吸収されるルートは二つしかなく、其の一つが、雷の放電作用なんだ。

「稲妻」という呼び名は、はるか昔の古代から使われていた。古代人は、雷の正体が電気だとか、窒素という元素が植物の大切な養分になっているとか、そういうことをしっていたわけではないだろう。
でも、雷が鳴ると稲がよく実ることを、ちゃんとしっていた。昔の人は、確かな「目」をもっていたのだ。

著:渡邉 格  田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

2015.10.24<微生物と心の働き>

私たちの健康と微生物の働きは密接に関係していますが、さらに微生物が私たちの情緒にも影響することが、わかってきています。

例えば、腸内の腐敗菌が増えるとイライラすることが多くなります。逆に腸内に発酵型の乳酸菌や酵母といった蘇生菌が多くなってくると、セロトニン、βエンドルフィンといった心を安定化する物質、あるいは快感を感じる物質が産出されることがわかってきています。 つまり腸内で良性発酵する微生物(蘇生菌)が、多くなると、心が安定して穏やかになり、逆に有害発酵する微生物(腐敗菌)が多くなると、切れやすく辛抱できなくなるのです。

腸内の微生物が心の働きに影響するということなのです。

また無菌状態にするとストレスに弱く病気にかかりやすくなるということもわかってきています。

私たちの心のあり方そのものが、微生物の働きに影響しているともいえます。イライラすると腐敗菌が多くなり、心が安定すると蘇生菌が多くなります。また、私たちが怒ったり悲しんだりすると微生物を傷つけるとも言われています

微生物は私たちの健康に多大なる影響を及ばし、私たちの心の状態もまた微生物の働きにおおきな影響を与える。人の意識と微生物は常に相互関係にあるのです。

著:白鳥哲  地球蘇生へ

2015.09.12<アウト・オン・ア・リブ>

偏見を持たないで、こころを開くことが大切だと、どうしたら人にわからせることができるのかしら?

そんなことする必要はないんだ。こころを開いている人は、自分の見方をただ言っていればよいのだ。懐疑的な人には懐疑的である自由を認めてやればよい。もし他人に押し付けようとするなら、それはおせっかいもいいところだ。疑う人には疑い続ける権利を与えてあげなさい。彼らにもいつか本当のことをしりたいという時が来るだろう。用意が出来た時に自分で探し始めるだろう。人々が論理的な思考システムの中にとどまっていたかったり、自分の認識している現実の中にいたいのなら、それはそれで安全なことなんだ。そうした方が、現在持っている権力の中で自我が安心していられるということさ。それがどんな形の権力であろうともね。かれらは認識をかえようとしないだろうし、自分自身 を変える必要もなければ、意識を広げる必要もないだろう。

アウト・オン・ア・リム 著:シャーリー マクレーン

2015.07.27<調子のよい時ほど慎重に 前篇109>

老来の疾病は、都てこれ壮時に招きしものなり、衰後の罪?ザイゲツは、都てこれ盛時に作せしものなり。故に盈を持し満を履むは、君子尤も兢兢たり

年を取ってから病気が出てくるのは、元気盛んな時に不摂生を重ねたからである。落ち目になってから報いを受けるのは、羽振りの良い時に無理押ししたからである。だから君子は、血気盛んで羽振りの良い時こそ、いやがうえにも慎重を期すのである

著:洪自誠 訳:守屋洋  菜根譚

2015.06.20<アナスタシア>

なぜすべての偉大な思想家―――おびただしい数の人々が従う宗教的、哲学的な教えを説く人物―――は、例外なく、その教えを生みだすまで、自然の中で隠遁生活をするのか?なぜ彼らは隠遁するのか?しかもなぜ大部分が森の中なのか?この点に注目すべきなのだ。なぜ、どこかの最高学府の研究院ではなく、とくに森の中なのか。

少しだけ想像してみてほしい。もし世界中の人が、喜びと光に満ちた地球や社会を明確にビジョンし、いっせいに思い描いたとしたら、どうなるかを――――。
みなさまがこの本との出会いを機に、創造に値するもの、そしてすべてに喜びを放射するものを、日々想像していただければと切に願う。

アナスタシア 著:ウラジミールメグレ

2015.05.19<こころ咲かせて>

心は花と同じです。かたくとじられたつぼみが、やがて花開くように、開かれた心は輝きを放ちます。
しかも、心の花を咲かすことができるのかどうかは、本人にあるのです。
かたいつぼみをこじ開けたら枯れてしまうのと同じように、誰かの心を無理にあけることができないでしょう。

こころ咲かせて 著:佐藤初女

2015.04.06<和尚から弟子と友人達に向けて送られた手紙より>

1914年、トーマスエジソンの実験室で火災が発生した。

何百万ドルもの機材と、彼の一生をかけた研究書類が灰と化した

この悲報を聞いて、息子のチャールズが駆けつけると、エジソンは火事場の傍らで

ごうごうと燃え上がる炎をみて楽しんでした。

チャールズを見ると、エジソンはこう言った

「お母さんはどこかね?探し出して、すぐここに連れておいで。こんな光景は二度とみられないぞ!」

その翌日、彼の夢と希望の灰のあいだを歩きながら、67歳になる発明家はこう言った。

「破壊とはなんと有益なものだろう!われわれの過ちはすべて灰になってしまった。神を感謝します!いま、われわれはもう一度新しくやり直せるのだ!」

神の恵みに終わりはない。

ただそれを見る眼が必要なだけだ

著:OSHO

2015.03.16<すべては宇宙の采配>

わたしは「大事なことは、目にみえるものや、地上に出ているものだけではないんだ」ということに気がつきました。

地中には、表に出ている作物の、少なくとも2倍以上の長さの根が張っています。土のなかには2倍以上の世界があるのです。

目に見える地上部だけをみて右往左往し、必死になってりんご作りをしているとき、わたしにはそれがわかりませんでした。

しかし、土の大切さに気づいて気を配るようになってから、りんごの栽培はぐんぐんと前に進み始めました。

目に見えていることだけ見ていても、本当のこと、真実はわからないのです。

それは無農薬・無肥料の自然栽培に限ったことではありません。

人間もそうです。大事なことは、目に見えない部分にあります。

あなたの表に出ていない、自分自身の土壌と根はどうなっているでしょうか?

すべては宇宙の采配  著:木村 秋則

2015.02.02<独り・自由>

恋人たち、いわゆる恋人たちというのは

相手や相手の「独りぼっち」「孤立」をものすごく恐れる

彼らはものすごく恐がる

それは彼らが

もし相手が独立したら、自分はもう必要とされないのではないだろうか

もうご用済みにされてしまうのではないだろうかと考えるからだ

そこで、女は夫が自分に依存するように

いつも自分を必要とするように工作をして

彼女が貴重な存在のままでいられるようにする

そして、夫は夫であらゆる手を尽くして

妻がいつも自分を必要とするように図り

彼の値打ちがなくならないようにする

これが「取引」であり

当然そこには絶え間ない衝突と紛争がある

その争いとは

誰しも自分の自由がほしいということだ

愛は自由を許すものだ

許すばかりじゃない

自由を強める

そして、それが何であれ自由を破壊するようなものは愛ではない

それは何か別のものであるに違いない

愛と自由は肩を並べて行く

そのふたつは同じ鳥の双翼だ

自分の愛が自分の自由に逆行するのが見えるようだったら

そのときには、あなたは

愛の名のもとに何か別なことをやっているのだ

これをあなたの判断基準にしておくといい

著:OSHO

2014.01.16<成熟>

成熟は、あなたが期待なしで生きはじめたときに起こる。

期待は幼稚なものだ。 期待を未来に投影しなくなったとき、あなたは成熟する。

実のところ、いかなる未来もなくなったとき、

ただ瞬間を生きるようになったときに、

あなたは成熟する??なぜなら、

それは存在する唯一の現実だからだ。

すべての望みを落としなさいと言うとき

私は未来の必要などなくなるほど、

強烈に瞬間に在りなさいと言っている。

そのとき、そこに変化が、変容が起こる。

あなたにとって、時間の質そのものが変わる。

それは永遠のものになる。

著:OSHO